預金取引のときは、[預金出納帳]ウィンドウで取引を入力すると便利です。
「表示設定(下記以外は、[現金出納帳]ウィンドウと同じ)」に、[預金出納帳]ウィンドウを構成する項目のうち[現金出納帳]ウィンドウと異なるものを掲載します。入力に迷ったときの参考にしてください。
[預金出納帳]ウィンドウを表示するには、ナビゲーションバーの分類[メニュー]から、[帳簿・伝票]→[預金出納帳]をクリックします。
●[預金出納帳]ウィンドウ
●表示設定(下記以外は、[現金出納帳]ウィンドウと同じ)
項目 |
概要 |
[勘定科目] |
ここの一覧から、勘定科目を選択します。ここで選択できる勘定科目は、[帳簿設定]ダイアログで、該当する出納帳の[対象タイプ][勘定科目]の設定内容によって異なります。補助科目が1つも登録されていない科目は、表示されません。 |
[補助科目] |
[勘定科目]で選択した科目に属する補助科目を選択します。 |
●仕訳一覧:1件の仕訳を構成する項目(下記以外は、[現金出納帳]ウィンドウと同じ)
項目 |
役割 |
[預入金額] [税額] |
預金が増えるときは、この項目に10桁(負は9桁)までの金額を入力します。[消費税設定]ダイアログの[経理処理方式]が「税抜」のときは、それぞれの[税額]に消費税額が表示されます(金額入力時のみ)。なお、この項目と、[引出金額]の両方に金額を入力することはできません。 |
[引出金額] [税額] |
預金が減るときは、この項目に10桁(負は9桁)までの金額を入力します。[消費税設定]ダイアログの[経理処理方式]が「税抜」のときは、それぞれの[税額]に消費税額が表示されます(金額入力時のみ)。なお、この項目と、[預入金額]の両方に金額を入力することはできません。 |
次に、[預金出納帳]ウィンドウでの取引の基本的な入力方法を示します。
メモ:初期設定の事例
ここでの操作例は、初期設定のときのものです。[帳簿設定]ダイアログで[預金出納帳]ウィンドウの設定を変更しているときは異なります。
手順
1. | ナビゲーションバーの分類[メニュー]から、[帳簿・伝票]→[預金出納帳]をクリックすると[預金出納帳]ウィンドウが表示されます。 |
2. | ウィンドウ上部の[勘定科目]と[補助科目]で預金の勘定科目と補助科目を選択します。選択した勘定科目を含む仕訳がすでに入力されているときは、その仕訳が表示されます。 |
注意:科目が選択できない!?
[預金出納帳]ウィンドウは、預金関連の勘定科目に補助科目が1つ以上登録されていないと利用できません。[科目設定]ウィンドウで、先に補助科目を1つ以上登録してください(「補助科目の追加・編集」参照)。
3. | [相手科目]の一覧から科目を選択し、必要に応じて補助科目を選択します。 続けて、[摘要]や[税区分]などを入力していきます。 |
4. | 金額を入力します。金額が増えるときは[預入金額]、減るときは[引出金額]に入力します。金額を入力すると、前行からの残高が計算、表示されます。 |
5. | [Enter]キーを押すか、編集中以外の行をクリックすると入力が確定し、次行の[日付]が選択されます。 |
6. | 科目を変更せずに続けて入力するときは手順3.以降を、科目を変更して続けるときは手順2.以降を繰り返します。 |
修正したい項目をダブルクリックすると、文字を入力できるようになります。修正対象の行がすでに選択されているときは、項目をクリックするだけで修正が可能です。
仕訳の修正は、入力と同じ[預金出納帳]ウィンドウで行えます。
それぞれのウィンドウでは行の操作に加え、編集に便利な次の機能が用意されています。ほとんどの機能は、[現金出納帳]ウィンドウでの操作方法と同じように使えるので、戸惑うことはないでしょう。
●[預金出納帳]ウィンドウの編集機能
機能 |
概要 |
参照ページ |
仕訳の操作 |
仕訳を削除したり、移動したりすることができます。 |
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ジャンプ |
指定した日付の仕訳を表示します。 |
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振替伝票への変換 |
入力済みの仕訳を、振替伝票の仕訳に変換できます。 |
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自分方科目の変更 |
入力済みの仕訳の自分方科目を変更できます。 |
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補助科目の登録・利用 |
取引を入力しながら、ウィンドウを切り替えずに補助科目を登録することができます。 |
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仕訳ライブラリへの登録・利用 |
仕訳を仕訳ライブラリに登録したり、登録された仕訳を取引の入力時に利用することができます。 |
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摘要ライブラリへの登録・利用 |
仕訳の摘要を摘要ライブラリに登録したり、登録された摘要を取引の入力時に利用することができます。 |
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仕訳の検索 |
入力済みの仕訳を検索できます。 |
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データのエクスポート |
入力・表示されているデータをCSV形式のファイルにエクスポートできます。 |